【速報】仮想通貨取引所バイナンス、独自チェーンとDEXのテストネットを正式ローンチ BNBの高騰を後押しか
- 仮想通貨取引所バイナンス、独自の「Binance Chain」テストネット正式開始
- 仮想通貨取引所バイナンスが、独自のブロックチェーン「Binance Chain」と、分散型取引所「Binance DEX」のパブリック・テストネット開始を正式に発表。すでにウォレット作成が可能となる。
Binance Chainのテストネット開始
世界取引高No.1の仮想通貨取引所バイナンスは、20日に予定していた独自のブロックチェーン「Binance Chain」と、その最初のユースケースであるバイナンス独自の分散型取引所「Binance DEX」のパブリック・テストネットを予定通り開始したことを発表した。
#Binance Chain and the Binance DEX have now entered public Testnet phase at out the below links to help you get started: pic.twitter.com/zaGrqqxZoY
— Binance DEX (@Binance_DEX) 2019年2月20日
公式発表によれば、Binance DEXは、ユーザーによる仮想通貨を開発・発行・取引することができると予定しており、CoinPostの調査でも、DEXがテスト稼働していることを確認した。
テスト段階では、秘密鍵を生成するウォレットの生成や、模擬トレードが可能となっている。
これまでの取引所との違いは、自身で仮想通貨を保有しつつ、仮想通貨のトレードができる特徴を持つ。
なお、Binance DEXは、現在はテスト段階なので、「本物の仮想通貨をDEXのウォレットに送らないでください。」と忠告している。
#Binance Chain: Things To Avoid During Testnet
1. Do not send real mainnet tokens to Binance Chain testnet
2. Do not share your mnemonic phrase or private key with anyone
3. Do not lose/forget your mnemonic phrase
5 more things to avoid below pic.twitter.com/dWRmiSLfEe
— Binance DEX (@Binance_DEX) 2019年2月20日
Binanceによるテストネットについて、以下のように内容を解説している。特にDEXの特徴に関してリストアップを行う。
- ユーザーによる秘密鍵の管理
- 新しいトークンの発行、送受信、バーン、ミント、凍結と凍結解除
- 異なるアドレス間におけるBinance Coin(BNB、バイナンスコイン)の送受信
- 自分独自のアドレス作成が可能
- DEXの参加者による新しい取引ペアの提案
- バイナンスと同じ仕様の使い勝手の良いUI
- バイナンス公式ウォレットTrust Wallet ならびにLedger Nano S等の他社製ウォレットの使用が可能
なお、テストネットの発表では、「メインネットのローンチ日時は後日公開する予定」とある。
この発表を受け、BNBは4%強の上昇、前日比で16.6%高の11.09ドル(約1229円)で取引されている。
引用元: CoinPost
「仮想通貨全般」カテゴリーの関連記事