FRBのステルス緩和開始もBTCは底入れ失敗 今後は米指標待ちか
10日のビットコイン(BTC)円は1453万1円から取引が始まった。FOMCの最終日となったこの日は、1450万円周辺で動意に欠ける展開で始まると、欧州勢参入後には警戒感から弱含みに推移し、1440万円まで下落した。しかし、米国時間の相場は底堅く推移すると、FOMCが3会合連続の25ベーシスポイント(bp)の利下げと、月間400億ドルのTビル(財務省短期債券)購入再開を決定したことや、パウエルFRB議長が利上げの可能性を否定したことで、1475万円まで反発した。一方、パウエル議長が「(FRBには)経済の先行きを見極める余裕がある」と、利下げにブレーキを掛ける可能性を示唆したことで、BTCは高値から急反落を演じた。終値は1435万5921円となり、底入れには失敗した。
引用元: ビットコインニュース
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