億り人も狙える。DeFiの始め方・トレード方法を解説。
よっしゃ!日本語解説が少ないのでやりますね……。
海外ではDeFiバブル。
仮想通貨バブル、実は来てるんです。
特に「DeFi(分散型金融)」と呼ばれる分野において、バカみたいな値上がりをしている銘柄が出てきてます。
代表格はLINKで、記事執筆時点で「13052%(130倍)」という、吐きそうなくらいのリターンを叩き出してます。
年間の最大リターンでも700%なんで、半端ないです。
いやー、LINKはBinanceでちょっとだけ持ってたのに、2018年に売っちゃったんですよね……。
LINKには時価総額と注目度で劣りますが、SNXはさらに高いリターンを叩き出してます。
なんと「19078%」。バブルなグラフをどうぞ!!
SNXは年間リターンで24倍とかになってるんで、100万仕込んでたら2000万超えてるわけですねぇ。まぁなかなか買えたもんではないですが。
その他、
- LEND
- COMP
- BAL
- YFI
- CRV
- REN
- MKR
- KNC
- BAND
- AMPL
- YAM(芋)
などのトークンが大きく暴発してます。AMPLとYAMはネタ枠ですね。
通称「芋」は特にめちゃくちゃですw
一瞬話題をさらい高騰、最大で150ドルまで上がり、そのあと0.6ドルへ……これだけで1万字くらい書けるドラマがありましたw
というわけで、DeFiは完全に投機市場となっており、数十倍のリターンも望めるハイリスク・ハイリターン市場になっています。
イケハヤも某DeFi銘柄に250万円ほど投資しました。10倍になったらいいな〜と見守ってます。
DeFiの始め方。
さてさて、こんなDeFiなんですが、日本語ではほぼ話題になっていません。
というのも、かなり理解難易度が高いんですよ。日本語情報もほぼないですしね……。
まず、「イーサリアムのネットワークを使える」必要があります。
具体的にいえば「パソコンのブラウザにMetamaskを入れて、そこにETHを入れて、DEXでトレードして、特定のプールに資金を供給したり、引き出したり、レバレッジをかけたりする」といった難解極まりない作業が求められます。
ほんと、99%の人は無理だと思います。誇張ではなく。
ハードルは高いですが、DeFiは資産運用として非常に魅力的です。
イケハヤは「Compound」をメインに使ってますが、ここの貸し出し金利は、余裕で年利15%を超えます。
上記わかりにくいですが、「USDCというコインを提供すると、年利9%で利息が入り、しかもCOMPトークンも年利8%程度のほどの換算で付与される」ということです。
USDCはいわゆるステーブルコインで、ドルと同じ価値を持ちます。
値動きは限定的なので、ある意味で銀行預金とも性質が似ています。
各通貨のリスクはあるので、厳密にはそこまで安全ではないですが。それにしても、年利9%は半端ない金利です。
というわけで、DeFi入門として、まずはCompoundにステーブルコインをSupplyしてみましょう。
手順を整理します。
- 日本円を用意する
- bitbankの口座を開設(coincheckよりbitbankがおすすめ)
- 日本円でETHを買う(すぐにステーブルコインに交換する場合、ETH価格はそこまで気にする必要なし)
……と、ここまではかんたんです。
とりあえずbitbankの口座にETHを用意しましょう。ここまでがファーストステップ。
はい、こっからがむずいですw
- パソコンのブラウザ(Chrome推奨)にMetamaskをインストール
- Metamaskでウォレットを作成(各自ググってください)
- 購入したETHを、bitbankからMetamaskのアドレスに送付
- MetamaskへのETH着金を確認
Metamaskにかぎりませんが、フィッシング詐欺も多いので気をつけてください。
慣れている方でも普通にハッキングされることがあります……。
DeFiサービスでステーブルコインを交換。
……できましたか!?
こんな感じになったら、セカンドステップは完了。DeFiを触りましょう!
次は「ステーブルコイン」をゲットします。
USDT, USDC, DAIの3種類、いずれかをおすすめします。
Compoundを見て、金利が高いものがいいかもですね(頻繁に数字は変わりますが)。
以下、ステーブルコインの入手方法です。
- Uniswapにアクセス
- Metamaskを接続
- ETHを任意のステーブルコインを交換(このとき、0.1ETHほど残しておきましょう。手数料で使います)
- トランザクションを送信(手数料かかります)
- しばらく待つ
- ウォレットにステーブルコインが着金
ここでつまづく人は多いかも……。こんな感じですね。
イーサリアムが混雑していると、手数料が1,000〜2,000円くらいかかります。
少額だと手数料のほうが高くなったりするんで、なかなかしんどいですね。
なお、大量の資金をスワップする場合は、交換レートが悪くなることもあるので注意してください。
ステーブルコインの交換は、Uniswap以外にも、Kyber、Balancerなども使えます(偽サイトに注意)。
ロットが大きい場合は他の取引所と分散して交換するケースもあります(手数料負けに注意)。
ステーブルコインの入手はBinanceなどでも可能ですが、トランザクションの手間が増えるんで、個人的にはUniswap使ってしまう派ですね。
……はい、ここまで解説して「あぁ、やっぱりほとんどの人にはできないだろうな」という諦めが出てきました。がんばりましょう。
CompoundにSupply!
あとひといき!
Compoundに資金を提供しましょう。
完了すると、金利とCOMPトークンがもらえます。
- Compoundにアクセス
- 預けたいコインを選択
- 「Enable」トランザクションを送信
- しばらく待つと、Supplyが可能になる
- 保有しているステーブルコインをSupply!
- トランザクションが通ると、Compoundに反映される
無事に送金が完了すると、こんな感じに表示されます。
あとは放置するだけで、リアルタイムに金利とCOMPトークンが付与されます。
資金の引き上げはいつでも可能です。Supplyと同様の方法で、「Withdraw」を選択しましょう。
トークンは引き出し手数料がかかるので、手数料負けしないように注意してください。
一定量溜まってから引き出してトレードするのがおすすめです。
「億り人になりたいんだけど……」
さぁ、、、、できないですよね。できたらすごいわ、ほんと。それくらいDeFiは難しいです。
んでもって、上記のようなDeFi活用法では、期待できる年利は10〜15%程度です。
1000万円が、1年後に1100万円になっている……というイメージですね。
めっちゃすごいリターンなのですが、この手法では、「1年で10万円が100万円になる」ことはありません。
最低10万ドル程度の大口じゃないと、いわゆる「Yield Farming」は稼げません。
より少額の元本で、さらにハイリスク・ハイリターンを望むのなら、DeFiトークンを直接トレードすることになります。
この場合の選択肢としては、「Binance」や「FTX」といった中央集権型の取引所を使うのがいいですね。
特にFTXは面白くて、DeFiトークンのインデックスなんかもあります。
思考停止で「DEFI-PERP」にロングかましてたら相当稼げたわけですね……。
FTXにはレバレッジトークンもあります。
たとえば、LINKの3倍ブルトークンは…………もし買ってたら億り人ですw
というわけで、ハイリスク・ハイリターンを狙いたい方は「FTX」がおすすめです。
こちらのリンクから登録すると手数料が5%安くなります。もちろんトレードはハイリスクなので、自己責任でお願いします。
なお、DeFi上でトレードもできますが、レバレッジが掛けにくく、そしてなにより、トランザクション手数料が高いです。ここらへんが改善してくるといいんですが、まだ先になりそうです。
基本的なDeFiの向き合い方。
イケハヤは基本的にCompound以外は使っていません。
Compoundはもっとも業界では古く、コードの安全性も検証されており、銘柄選定や各種ロジックもいい意味で保守的です。
Curveあたりはかなり面白いですが、あまりにも分散的なので、ちょいリスクが怖いんですよね……。
そもそも各プラットフォームについて勉強するのが大変なので、Compoundにまとめておくのが合理的かなと。普通に年利10%以上期待できるわけですし。
今はバブル的に注目されていますが、各種DeFiトークンは、現在の価格に見合った価値があるとは思えません。
ほとんどはガバナンス(投票)用ですからね……。しかも少額持ってたところでほとんど意味ありません。
いずれDeFiトークンバブルは弾け、利回りも低下し、資金も引き上げられていくでしょう。
それでも年利5%程度は期待できそうなので、個人的には利用を続けます。まだまだバブル的な状態は続く気がしますしね。
うーん、どうでしょうね。。
反響がよければ、もう少し詳しくDeFiについて解説していこうと思います。
基本的に英語ですし、操作も難しすぎて(&手数料も高すぎで)、いかんせん日本人が増えないんですよねぇ……。技術的にも面白いから、多くの人に触ってほしいんですが。
引用元: まだ仮想通貨持ってないの?
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