【ストックデールの逆説】過酷な長期戦を覚悟すべき3つの理由。
文章が苦手な方は、イケハヤ大学【YouTube版】をどうぞ!
動画の方が、詳しく解説していますよ〜。
おー!減ってるじゃないですか。この傾向が維持すれば自粛要請も早めに解除されるかな? https://t.co/WdgiXV6D4J
— イケハヤ@YouTube登録21万人 (@IHayato) April 15, 2020
おっと、少し落ち着いてきたかと思ったら。同時に検査数も発表してくれると混乱がなくていい気もする。 https://t.co/NJcLS0n2ka
— イケハヤ@YouTube登録21万人 (@IHayato) April 17, 2020
今回のコロナウイルス、東京では少し感染者数が減ってきたみたいですが……、おそらく長期戦になります。
楽観的になるのは辞めましょう!理由を解説します。
専門家の論調が長期的になってきた。
ゴールデンウィークでウイルスがおさまると思っている人は、まだまだ甘いですw
専門家によると、「長期戦を覚悟しよう」って話になってきています。
- NY知事は経済再開まで「1年半」を想定
- 山中教授は「1年は続く」
- 2022年まで流行が続く(ハーバード研究者)
- ワクチン開発&実用化まで最短で1〜1.5年
ざっと並べてみましたが、山中教授によると最低でも1年は続く見込み。
コロナウイルスのワクチンを作るにしても、最短で1年かかるそうで……。
しかも!ワクチンが出来たところで、普及するには最低でも5年はかかるって話も出ています。
そう考えると、世界経済が復帰するまでは1年くらいかかるでしょうね〜。3年、5年かかってもおかしくないわけです。
その他のリスクが顕在化する可能性。
コロナウイルスをきっかけに、色々なリスクが顕在化する可能性があります。
イケハヤの好きな「暴力と不平等の人類史」という本で、混乱をもたらす4つの要因が挙げられています。
- 戦争
- 革命
- 崩壊
- 疫病
これに当てはめてみると、今回のコロナウイルスは、まさに疫病ですね。
リーマンショックのときは、先に金融が「崩壊」したわけですが、今回もこれから金融が崩壊する可能性は十分あります。
リーマンショック以降、低金利が続いていたので、借金をしている大企業って結構あるんですよ。
有名どころだと、ソフトバンクですね。
大企業が債務不履行になってくると、一気に金融危機に発展する可能性があるわけです。
他にも、
- 不動産を中心に崩壊が起こるリスク
- 自動車産業も需要減
- 新興国通貨危機
- オイルショック
- CLO
- 中銀破綻
- 貿易戦争
などなど。世界の経済が崩れていく要因は、まだまだたくさんあります。
特に、日本は震災のリスクも怖いですね。大きな台風や地震がきたら、かなり苦しい状況になるでしょう。
弱り目に祟り目。常に最悪を想定しておくべきです。
ストックデールの逆説。
ストックデールというのは人物名で、ベトナム戦争に捕まって、捕虜として8年間を過ごし、最終的に生還した伝説のアメリカ軍人です。
想像するに、めちゃくちゃ過酷だったはずですが……、彼にインタビューしたところ面白い返答が。
「過酷な状況の中で、どうやって生き延びたのか」と聞くと、
「わたしは結末について確信を失うことはなかった。ここから出られるだけでなく、最後にはかならず勝利を収めて、この経験を人生の決定的な出来事にし、あれほど貴重な体験はなかったと言えるようにすると」
Wikipediaより引用
つまり、拷問を受けながらも、最後には絶対に勝つ未来を確信していたと。めちゃくちゃポジティブですねw
さらに「耐えることができないなかった人たちは、どういう人たちですか」と聞くと、
「楽観主義者だ。そう、クリスマスまでには出られると孝える人たちだ。クリスマスが近づき、終わる。そうすると、復活祭までには出られると考える。そして復活祭が近づき、終わる。つぎは感謝祭、そしてつぎはまたクリスマス。失望が重なって死んでいく」
「これはきわめて重要な教訓だ。最後にはかならず勝つという確信、これを失ってはいけない。だがこの確信と、それがどんなものであれ、自分がおかれている現実のなかでもっとも厳しい事実を直視する規律とを混同してはいけない」
Wikipediaより引用
少し難しいので、まとめましょう。
まずは、必ず勝つという確信は大事。
でも、1番苦しい現実を同時に見ようってことです。
つまり、常に最悪の事態を想定しつつ、未来に対する希望を持っておけば、失望することなく乗り越えられるわけですな。
イケハヤも、収益が半減して苦しいですが、絶対大丈夫だと確信していますw
まとめ。
とりあえず、楽観主義は辞めましょう。
楽観的に考えて行動していると、何かあったときに怖いんですよ。
なので、「最初から危機的状況は3〜5年続くんだ」と考えて、行動した方が健康的です。
悲観論を語ると、すぐ煽るなって言われるんですが……、人類が生き残るためには常に最悪を想定するのは大事だと思っています。
悲観的な考えを持ちながら、希望を持つこともできるわけです。これがストックデールの逆説ですね。
別に拷問されているわけではないので、のんびり楽しくコツコツ淡々と頑張るのみ。
5年後には元どおりになっているはずなので、イケハヤは種まき期間だと思って頑張りますw
引用元: まだ仮想通貨持ってないの?
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