コロナショック以降に相関強まる株価と仮想通貨ビットコイン
株価と連動
仮想通貨ビットコイン価格と米S&P株価指数の相関係数は、3月中旬に発生したコロナショックで全アセット投げ売り局面で急上昇、正の相関が認められる0.5に達し、その後は0.5~0.4の間で推移している。
これまで両者の相関チャートは0.2~-0.1辺りを行き来しており、米中貿易摩擦における相場暴落局面など一部例外を除き、相関関係は認められなかった。
なお、直近10日間では、3月の急落からの回復の過程で、株価に対してビットコインのパフォーマンスが大きく上回っていることで相関係数は再び低下しているものの、日経やダウの先物に追従するような値動きもしばしば散見される。
なお、基軸通貨であるビットコインと主要アルトコインの相関係数は、同じく3月の市場急落から軒並み上昇しており、強い相関が認められる。
一方、ビットコインとゴールド(金)の相関は、少なくとも過去10日間では-0.9という強い負の相関が見られていることが、仮想通貨市場の分析データを提供するKAIKOによって明らかとなった。
ビットコインとゴールドの相関については、一時的に高まったとする向きもあったが、データ上では認めれられず、興味深い展開となっている。
ビットコインは今年5月に半減期を控えており、ビットコインキャッシュとビットコインSVは既に半減期を迎えている。
引用元: CoinPost
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