スキルよりも大事な「コミュニケーション能力」の話
ぼくは、フリーランスの方にたくさん仕事を発注していて、昨年は10〜15人に2,500万円ほど発注しています。
そこで今回は、「発注者は、フリーランスに何を求めているか」を話します。
スキルよりもコミュニケーション能力
フリーランスとして食べていくには、まずはスキルが重要です。
しかし、「スキルがある」=「フリーランスとして成功する」というわけではありません。
ある程度のスキルを持っていることは前提ですが、それよりもコミュニケーション能力のほうが重要なんです。
たとえば、以下の2パターンのフリーランスがいたとします。
・スキルがすごく高くて、コミュニケーション能力がすごく低い人
・スキルはそんなに高くないけど、コミュニケーション能力がすごく高い人
ぼくたち発注者はどちらに頼むかというと、後者にお仕事をお願いをします。
なぜかというと、ぼくたち発注者は基本的に楽して稼ぎたいからですw コミュニケーション能力が低い人は、発注者として仕事がしにくいんですよ……。
これはすごく大事なことなので、覚えておいてください!
繰り返しますが、誰かに「発注する」ということは、楽して稼ぎたいのです。しかし、コミュニケーション能力が低い人にお願いすると、楽どころかめんどくさい場合が多い。
いちいち確認してきたり、めんどくさいことをお願いされることもあります……。
【実例】コミュニケーション能力が低い人
以前、ある方に「ランディングページを1枚作ってください」と依頼をしたことがあります。
するとその人は、「分かりました。では参考になるようなランディングページを10枚くらい教えてくれますか?それを見た上でラフを出します!」と言ってきたんです。
正直、ぼくはこのメールを見て、「なぜこちらがサンプルを出さないといけないんだ?」と思いました。あきらかにめんどくさいですよね……。
しかし、その人に悪気はありません。おそらく、ぼくの要望に沿ったページを作るために聞いてきたのでしょう。
一方で、優秀なフリーランスならサンプルとなるページを自分で探して、提案してくれると思います。
たとえば、「私がサンプルを収集するので、それを見た上でどれが一番近いかを教えてください」と言ってくれれば、こちらは楽になりますよね。
月に一度、請求書のやりとりでOK
ぼくがお願いしているフリーランスの方は、月に1回、請求書のメールしか連絡が来ません。
ぼくはそちらのほうがいいです。月に1回のやりとりだけで、きちんと成果を出してくれるのでかなり楽なんですよ。
もしかすると、他の人に依頼すればさらに数字が伸びる可能性はあります。しかし、今お願いしている方たちと心地よく仕事ができているので、あえて変えることはないでしょう。
現段階で、十分な成果が出ていますし、コミュニケーション能力も高いので、同じ方に仕事をお願いする傾向がありますね。
逆に継続契約を結ばない方は、コミュニケーション能力が低い場合がほとんどです。
「提案力」のあるフリーランスは強い
ぼくがお願いしているフリーランスの方の中には、提案してくれる人もいます。たまに「イケハヤさんは、こういうことをしたらいいと思います!」と言ってくれるのです。
さらには、「私がこれくらいの予算でやりますよ」と提案をしてくれる方も。場合によってはお断りすることもありますが、そういう提案はすごくうれしいです。
ぼくのことを考えて、具体的に売上が伸びる策を考え、実行してくれる。とても合理的な提案ですよね。
そういった提案も含めて、コミュニケーション能力と言えます。
ただ発注者に楽をさせるのではなく、プラスアルファの価値を提供していく「提案力」があればフリーランスとしてすごく強いです。
コミュニケーション能力を磨くことはむずかしいですが、これがいわゆる「相手の立場に立つ」こと。
発注者の立場に立ち「発注者が喜ぶことはか何か」を考え、一歩、二歩、三歩と踏み込んで考えるのです。
これができるフリーランスは、発注者としてはありがたい存在と言えます。
フリーランススキルを磨きたい人へ
今回は、フリーランスは「スキルよりもコミュニケーション能力が大切」という話をしました。
これを読んでいる方の中に、フリーランスとして収入が安定するか不安……という方も多いはず。そんな方は、ぼくの無料メルマガを受講してみてください!
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引用元: まだ仮想通貨持ってないの?
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