【イケハヤ白熱教室】法律は破ってもいい【炎上覚悟】
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法律はやぶってもいいんです!
と聞くとみなさんも「え~?」と思いますよねw
この話は正直、炎上しますw
ですが重要だから教えたい。
今日の話しは切り取らずに最後まで聞いてくださいね。
法律違反で社会が変わった話。
法律違反で社会が変わったという実話があります。
『赤ちゃんあっせん事件』
菊田昇さんという産婦人科の医師が1970年代に起こした事件です。
産婦人科医として中絶手術をする中で、次第に自身の行為に葛藤を持ち始める。たとえ望まない妊娠や経済的に困難な状況を抱えた中絶であってたとしても赤ちゃんにも生きる権利があるのではないかと菊田は考えるようになった。その問題を解決し胎児の生命を救う為に、菊田は中絶手術を求める女性を説得して思いとどまらせる一方、地元紙に養親を求める広告を掲載し、生まれた赤ちゃんを子宝に恵まれない夫婦に無報酬であっせんするなどした。
産婦人科医として赤子の命を救うために、中絶手術を求める女性を説得する傍ら、広告を出して養育者を募集したんですよ。
そして生まれた子供を子宝に恵まれない夫婦にあっせんした。
あくまでも善意ということでお金は取らずすべて無償で行っていました。
「何が悪いの?」と思う人もいるかもしれませんが、当時は特別養子縁組という制度がなかったんです。
この時、菊田さんは偽の出生証明書を作成しました。
これは間違いなく違法です。
その人が産んでいないのに、産んだように偽装したのですから。
菊田さん自身、違法行為をしていることをわかってしていましたが、「赤ちゃんの命を守りたい」「子宝に恵まれない夫婦も喜んでいるから」と、命を救うために法律を破ったわけです。
話を聞きつけた毎日新聞が取材に来て経緯を話した菊田さん。
その時点で100人を超える子どもをあっせんしていたそう。
100人以上の子どもの命を救ったわけですが、逆に言えば100人以上の子供の偽出生証明書を作成したわけです。
この内容が翌日の毎日新聞の1面に取り上げられると賛否両論が巻き起こります。
今でいう大炎上ですね。
- 医師法違反で告発
- 学会から除名
- 行政処分で敗訴
バッシングは苛烈で、社会的にボロボロにされた菊田さん。
しかし、この事件をきっかけに法律は変わりました。
特別養子縁組制度が誕生したのです。
今では年間500人以上の子供が特別養子縁組で育っています。
違法行為を犯した菊田さん自身はバッシングを受け社会的に排除されてしまいましたが、菊田さんのおかげで救われた命はめちゃくちゃ多いんです。
「医師として許されないことはわかっている。それでも子供を救わなければならない。」
こう発言した菊田さん、かっこいいですよね。
さて、法律をやぶることは絶対悪なのでしょうか?
法律を破ると聞くとすごくダメな感じがしますが、菊田さんの話を聞くとどうでしょう。
こういうことがあるということをイケハヤは伝えたいんですよ。
法律の限界。
あくまで法律は人間が作った「ルール」です。
ルールは必ずしも正しくはないということを、あなたも今までの経験で知っているでしょう。
ルールが間違っているというケースも結構多いです。
- 「人殺しが素晴らしい」と称賛される戦時中のルール
- 過労死を出しても罰金50万円(電通事件)
会社が社員を殺しても罰金50万円でいいなんて狂ってます。
ルールが古くなることもあり、実際に法律はたびたび改正されています。
民法改正で連帯保証人制度もオワコン化しましたね。
120年ぶりの民法改正について前にYouTubeで解説していますのでこちらもどうぞ。
変化した社会にルールが後から対応するということもよくあります。
菊田医師のケースも社会にルールが追い付いていなかったがために違法になってしまいましたが、結局あとでルールが変わり特別養子縁組制度が誕生しましたからね。
生殖医療の話し
生殖医療の話しで今、こんな話があります。
「中絶された女の子の胎児にある卵子」を人工授精の元に使うという技術が開発されています。
「これから生まれる子どもの遺伝子を調整して高性能にする」という技術も。
遺伝子を調整して、背の高い子どもにしたり、青い目の子どもにしたりと調整するのです。
デザイナーベイビーと呼ばれるものですが、これも技術的には可能です。
これらは違法ではありませんが、みなさんはどう思いますか?
こうして、世の中の進歩にルールが対応していない場合は結構多いんです。
違法ではないならやっていいのか……?
イケハヤはデザイナーベビーの誕生や中絶した胎児から卵子を取るなんてダメだろ思いますが。
新しいことはルール違反がどうかすらも解釈が分かれます。
Coinhive事件
最近だとCoinhive事件。
ウェブサイトに暗号通貨 MoneroのマイニングスクリプトであるCoinhiveを設置し、サイトの閲覧者に無断でマイニングを行わせたとして検挙された事件である。
実際イケハヤもこのCoinhiveをブログに設置しましたw
稼げなかったので2時間ほどで消しましたがw
広告に変わるビジネスモデルとして非常に注目を浴びましたが、これがウイルスだということで逮捕された方がいます。
Coinhiveはまさに裁判中ですが、イケハヤは犯罪ではないと思っています。
これが犯罪なら世の中のスクリプト系が全部ウイルスということになりますからね。
このように新しいことは法律違反かどうかすら意見が分かれることがあります。
少し違う観点でいえば、法律違反はダメだと思っていてもルール違反は横行しています。
労働基準法に違反している会社は72.5%もあるんですよ。
参考資料:東京都内の労働基準監督署における平成30年の定期監督等の実施結果
72.5%の事業場に法違反の改善指導を実施って、どんだけみんな違法してんだよw
「法律を破ってはいけない」と思っているあなた!あなたの会社も法律破ってますよw
これでは労働基準法なんて意味ないですよね。
という風に、法律は万能ではありません。
盲目的に法律やルールに従っていませんか?
だから伝えたいんです。
法律の方が間違っている、あるいは法律の解釈が違っているというケースはよくあります。
実際、菊田医師のようにルールを破る勇気が社会を変えることはあります。
今のルールを絶対視するのはやめましょう。
ルール大好きマンはヤバい。
ニーチェいわく「法は弱者が強者を支配するために生まれた」
要するに、弱者はルールが大好きだということをニーチェは言っているんですよ。
みなさん、どこか心当たりはありませんか?
法律は絶対にいいものだと考えている人は結構います。
うそのような本当の話しですが、「イケハヤ大学は違法性がある」と言われたことがありますw
イケハヤ大学は学校教育法135条に違反しているとw
大学という言葉を使うのは法律違反だと指摘されましたが、ルール大好きマンはいたるところにいますねw
ルール大好きマンはルールをこん棒に殴ってきますからどうしようもないんですよね。
これも本当の話しですが、twitterで「法律違法野郎は死ねよ」と言われたことがありますが、「死ねよ」という方が違法ですからw
この人は脅迫罪を犯しているのに自分の違法性には気づいていないんですよ。
匿名アカウントでやっている弱者がこん棒で殴ってくる感じで、ルールは便利なんですよね。
もう一度ニーチェの言葉を言うと「法は弱者が強者を支配するために生まれた」
ルール違反をした人を見つけても、それだけを理由に他人を攻撃するのはやめましょう。
子どもの教育も同じです。
「なんで学校で金髪にしちゃダメなの?」と聞かれたら「それがルール(校則)だから」と答えませんか?
そうじゃないんです。
生まれつき金髪の子もいるわけで、ルールが間違っている場合もあるわけです。
そのうえで、「こういう理由でルールができているけど、ルールが間違っていると思うなら破ってもいいんだよ。どう行動するかは自己責任だ。責任をとって生きていくとはこういうことだよ。」とイケハヤなら教えますね。
親や先生も「校則で決まってるから!」と答えがちですが、イケハヤはこの答え方は違うなと思います。
どうすればいいの?
法律というのは絶対でも万能でもありません。
法律というのは絶対でも万能でもないから破るようなシーンも当然出てくるのです。
そもそも法律が間違っているという時は破るしかないのかもしれません。
あるべき現実に対して法律が追い付いていないこともよくあります。
本当にこれが違法なのかわからないという、法律の解釈がわかれることもありますね。
他国では合法なのに日本だと違法なんてことはたくさんあります。
法律に従えばそれでOKではないということをみなさんには知ってほしいです。
倫理観
倫理観をざっくりいうと、善悪を判断する人間の感覚です。
良いことなのか、悪いことなのかを判断する力が人間には備わっています。
個々の倫理観は社会によっても変わりますし時代によっても変わります。
この倫理観を大事にして判断することが大事だと思います。
例えば、「なぜ人殺しはいけないの?」と聞かれたらどう答えますか?
「法律違反だから」…….これではダメです。
法律違反だから人を殺してはいけないのではないですよね。
人間は人間を殺してはいけないということを本能として知っているんですよ。
倫理観が教えているからです。
まずは倫理観から考えて、場合によっては倫理とルールを天秤にかけることがあります。
合法でも倫理観としてやってはいけないことはやりません。
逆に、これはやるべきだ、善だと思うなら合法でも違法でもやります。
お察しの通り、これは結構危険な思想でもあります。
違法でもいいと考えた犯罪者は過去にもたくさんいます。
当然、法律を破ると責任も問われます。
ルールを逸脱することは非常にリスクが高い。
事実として、ルールを無視すべき時もあるので難しい話ですよね。
ルールと倫理の狭間で葛藤した菊田さんの言葉をもう一度紹介します。
「医師として許されないことはわかっている。それでも子供を救わなければならない。」
まとめ。
こんな講義をするYouTubeチャンネルもないでしょうw
菊田医師の例をとって、法律違反をすることで世の中を変えたという事実を紹介しました。
あくまでルールとは、
- 時代遅れになることもある
- 時代についていけないこともある
- ルール自体が間違っていることもある
- ルールをみんなが違反していることもある(労働基準法)
怖いのはルール大好きマンになることです。
場合によってはルールの方が間違っている可能性もあるのに「ルール違反」を叩いてくるなんてTwitterの世界ではよくありますからね。
ルール違反だからという理由だけで他人を攻撃する人間にはならないようにしましょう。
もちろん法律は重要ですが、より重要なのは人が持っている善悪の心、倫理観ですね。
イケハヤは合法的に皆さんを騙す方法も知っていますが、でもやらないのは倫理観がイケハヤ自身にやらない方がいいと教えているからであって、みんなが幸せにならないことを知っているからです。
今日は難しい抗議でしたが、覚えておいてほしいのは罰を覚悟で命を救い、法律を変えた菊田医師の話しです。
ルールを破ることはリスクが高く、場合によってはテロリストを生むような思想もあります。
しかし現実に法律は絶対ではないのです。
倫理と法律の狭間でぼくらは生きているということを伝えたかったので炎上覚悟で言いました。
最後までご視聴いただき、ありがとうございました!
引用元: まだ仮想通貨持ってないの?
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