【反対するとかありえない】小泉進次郎氏は絶対に「男性育休」を取得すべき!!
今日は時事ネタです。
小泉進次郎氏が育休を取ろうとしているそうですが、反対の声があるということに驚きました……。
NewsPicks覗いたらこんなコメント……。まぁ、ほとんどの人は賛成してるみたいですが。
日本の育休取得率はわずか「6%」。
政府の懸命な広報にも関わらず、地を這い続けています。税金垂れ流し状態です。
(引用元)
しかも、そのうち半年以上の育休を取得している人は3%程度です。
ほとんどが「名ばかり育休」なわけですね。
女性の社会進出の加速に伴い、夫ら男性の育児休業取得も求められる中、男性側の実際の取得日数を尋ねた調査で「5日未満」との回答が約6割を占め、大半が「名ばかり育休」である実態が、厚生労働省のまとめから分かった。
子育てしたことがあるのなら「5日未満の育休」の無意味さがわかると思います。5日ってw
たぶんこれ産後直後で、母子は病室にいる気がしますし……。パパは割と家でゴロゴロしてるんじゃ……。
制度が存在しているにも関わらず、男性育休はほぼ利用されていないのが現状なのです。
取得できない理由はお粗末そのもの……。
(引用元)
経営者の努力が足りないし、働く人の理解も足りていない。
その裏ではカネカのような「転勤強制パタハラ」もあるわけで……。
ほんと……ため息しか出ませんね。そりゃ少子化も止まりませんわ。
なお、2位につけている「経済的に負担となる」というのは完全に誤解で、男性育休の所得保障はかなり充実しています。
税金・社保が優遇されるので、休業前の最大8割程度の給付金がもらえます。マジです。
厚労省のサイトから引用しましょう。
育児休業期間中、賃金が支払われないなど一定の要件を満たす場合には、「育児休業給付金」が支給され、休業開始時賃金の67%(休業開始から6か月経過後は50%)が支給されます。
育児休業給付金は非課税のため、所得税はかかりません(翌年度の住民税算定額にも含まれません)。
また、育児休業中の社会保険料は、労使ともに免除されます。給与所得が無ければ、雇用保険料も生じません。
その結果、手取り賃金で比べると休業前の最大約8割となります。
8割ということは、手取り年収400万の場合、300万くらいもらえるわけですね。
育児しながらですよ!なんで取らないのかマジで謎……。
ちなみにこの制度は世界的に見ても優れており、ユニセフも高く評価しています。
国連児童基金(ユニセフ)は13日付で、日本など41カ国の政府による2016年時点の子育て支援策に関する報告書を発表した。
給付金などの支給制度を持つ出産休暇・育児休業期間の長さでは、日本の制度は男性で1位の評価を得たが「実際に取得する父親は非常に少ない」と特異性が指摘された。
小泉進次郎氏でも取ったんだから、取ろうよ。
というわけで、日本の男性育休はヤバい状況です。
- 利用者はわずか6%でまったく増えていない
- しかも大半が「名ばかり育休」
- 取得できない理由はお粗末そのもの……
- 日本の男性育休は、制度的には世界トップクラス
- それでもほとんど使われていない
フローレンス駒崎さんも言ってますが、これもう「啓発」は無理な気がしますね。
「義務化」するくらいじゃないと、現状は変わりません。
男性育休義務化の議論はやや一足飛びなので、まずは飛び石として、小泉進次郎氏が育休を取得し、この議論の先鞭をつけるのがよさそうです。
「小泉進次郎でも育休を取得したんだから、あなたも取れば?」という雰囲気が広がれば、それはめちゃくちゃにコスパがいい政治的アクションになるでしょう。
まぁとにかく、日本の男性育休はヤバいです。ここらへん、YouTubeライブでも語るんでよろしければチャンネル登録してお待ち下さい。
【知らないと損】日本のパパは育児をするとお金がもらえる話。(9月9日12時から)
引用元: まだ仮想通貨持ってないの?
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