金利17%!? Compoundでレンディングする方法を解説。
というわけで、めちゃくちゃに利回りが高い「Compound」のDAIレンディングの使い方を解説しました。
ざっくりまとめると、
- Metamask入れる
- MetamaskにETHを入れる(DAIがあるならそっちを送付)
- CompoundでDAIを有効化(Enable DAI)
- KyberNetworkなどでETHとDAIを交換
- 手に入れたDAIをCompoundで供給(SUPPLY)
- 放置!
- 引き出すときは「WITHDRAW」を選択。いつでも出せます。
こんな感じですかね。
利回りが高すぎて怪しさ抜群ですが、これは需給でアルゴリズム的に決まっています。
流行りのポンジスキームではないのでご安心をw
日々変動があるので、平均するとだいぶ下がりますね。6月下旬は7%くらいでした。
利用リスクとしては
- DAIのスタビリティが崩壊してステーブルじゃなくなる
- Compoundのコントラクトにバグがあり、ハッカーに突かれる
- ウォレットの秘密鍵紛失してセルフGOX
- Metamaskをハックされて資金盗難
あるあるは「3」の秘密鍵紛失かもしれませんね……w
Metamaskは構造上セキュリティ的にはそこまで強くないので、秘密鍵のバックアップは忘れずに。
DAIの安定性はやや疑問が残るのも事実なので、Compoundを利用するならMakerDAOの状況は把握しておくべきですね。
高金利はいつまで続く?
Compoundの規模は急速に拡大しているので、ここらへんもMakerDAOの金利に影響を与えてくるかもですね。
Compoundの影響なのか、MakerDAOの担保ETHは減少傾向です。CompoundのほうがDAI調達にかかる金利が低いので、ユーザーが流れているのかな?
CompoundのDAI自体は新規発行されているものではないので、このままいくとDAIの供給が減っていく気もしますね。
そうなるとMakerのDAI調達金利が下げられていく流れでしょうかね?そうなると、Compoundの金利も下がることになりそうです。
とまぁ、CompoundもDAIも立ち上がって日が浅い仕組みなので、分析するのは困難です……w
イケハヤの予想だと、Compoundの利用者がガンガン増える(Compound上でのDAIの供給が増える)と、MakerDAOのStability Feeが下げられ、釣られてCompoundの金利も落ちる……と思うんですが、誰かコメントください!
そもそも今の高金利は「ETHの価格が割安だ」と考えられていることから実現されていると思われます。
高金利であってもDAIを調達してETHを買おうとしている人がいる、ということですから。
なので、ETH価格が十分に上昇してくると、MakerDAO/Compoundの金利は下がるんでしょうね。
金利という観点だと、この力学(ETH価格の上下)のほうが大きいのかもしれません。
分散型融資とDAIの関係はマジ難解なんで、誰かぼくよりうまく整理して解説してください……w
引用元: まだ仮想通貨持ってないの?
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