仮想通貨エコシステムBakktが先物取引のテスト開始、設立1年間の重要情報まとめ
- 先物取引のテスト開始:ICE傘下・Bakktのこれまで
- 2018年8月、NYSE(ニューヨーク証券取引所)の親会社ICE(Intercontinental Exchange)が設立を発表した仮想通貨プラットフォームBakktは7月23日に、先物取引テストを開始した。発表から1年ほどの重要な動きを振り返る。
設立からまもなく1年 Bakktのこれまで
昨年8月にNYSE(ニューヨーク証券取引所)の親会社ICE(Intercontinental Exchange)が設立を発表した仮想通貨プラットフォーム・カストディアン『Bakkt』が7月23日、ついにユーザー受け入れ・ビットコイン現物先渡し先物取引のテスト(UAT)を正式に開始した。
仮想通貨エコシステムの構築を目指すBakktは、マイクロソフトクラウドシステムを利用し、米CFTC・ニューヨーク州における規制基準に準拠したプラットフォームで、マイクロソフトやスターバックスなどの大手企業と連携。主に機関投資家に対し、仮想通貨の先物提供や現物の保有、決済サービスの提供を予定している。
設立から、これまでの重要な動きを振り返る。
2018/8/3 | ICEが発表、スターバックスやマイクロソフトも参画 |
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2018/9/19 | 米国外でもビットコイン先物提供を計画 |
2018/9/25 | ビットコインの現物受渡し先物取引のペアを紹介 |
2018/11/21 | ビットコイン先物は12月12日に取引開始予定と公式発表も延期に |
2019/1/15 | Bakktが初の企業買収へ |
2019/1/23 | 東京含む主要都市で求人募集を開始 |
2019/2/8 | Bakktの偽サイトが出現 |
2019/3/30 | 新経営陣発表 NYSEの理事長やソフトバンク傘下のファンド幹部が加わる |
2019/4/12 | スターバックスと、仮想通貨決済領域へ本腰 |
2019/7/19 | Bakktの正式ローンチ見込み、7月〜9月 |
2019/7/23 | ビットコイン先物のテストを正式に開始 |
引用元: CoinPost
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