週間ビットコイン相場 2019/7/16 ビットコイン価格が一時1万ドル割れ、日足CCIは半年ぶりの売りシグナル
ビットコインの先週の週足の終値は110.0万円で、週間の下落率は約11.5%でした。現在の価格は116.1万円ほどで推移しています。
Bitbank,BTC/JPY(週足)
ビットコインの週足は上昇相場の天井を示唆
ビットコインの週足はトンカチを記録し3月から続いていた上昇相場の天井を示唆しています。トンカチは長い上ヒゲを付ける陰線のローソク足で、上昇相場で出現するとトレンドの転換サインになるとされています。
6月24日の週足でも大きな上ヒゲを付けていることからも125万円より上には大きな売り圧力が存在することがわかります。先週の終値の110万円は、ここ一ヶ月間の終値ベースの最安値であることも徐々に売り手が増えていることを示唆しています。
Bitbank,BTC/JPY(日足)
日足チャートでは一目均衡表の転換線が基準線を下回るTKクロスが売りシグナルを出しています。一方、雲は先行スパン1が先行スパン2を上回っており強気示唆を維持しています。
チャート下のインジケータのCCIは-100を下回り売りのシグナルが点灯しています。CCIが-100を下回るのは2月1日以来です。RSIも2月7日以来の安値となる44.5を7月14日に記録しています。現在のRSIは48.4で推移しており、中央値の50を下回り弱気を示唆しています。
Bitbank,BTC/JPY(日足ラインチャート)
日足の終値をベースに作られるラインチャートを見ると、高値と安値の両方が切り下がっており、すでに下落トレンド入りしていることを示唆しています。現在の最安値の110万円をさらに割り込めばほぼ下落トレンド入りが確定すると言えるでしょう。
Bitbank,BTC/JPY(4時間足)
ビットコイン価格は一時110万円を割り込んでおり、ドル建てで見た場合の1万ドルの心理的な価格ラインも割っています。現在価格は116.8万円まで回復しているものの、118.1万円の基準線が抵抗線となり上値を抑えているようです。上値を追うには基準線の上方ブレイクを確認したいところです。
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引用元: ビットコインニュース
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