週間ビットコイン相場 2019/1/22 最安値圏を試す展開は時間の問題か
ビットコインの価格は、先週の39.8万円から3.1%下落し38.6万円で推移しています。それでは今週のビットコイン相場を振り返ります。
ビットバンク BTC/JPY 4時間足チャート
38万円台のサポートを割るのは時間の問題か
ビットコインは現在38万円台のサポート帯に価格が支えられているものの、時間の経過とともに今後サポートは弱くなっていくと考えられます。また、反発したとしても青のトレンドラインに上値を抑えられる展開となるでしょう。
このサポート帯を割った場合、最安値圏の35万円〜36万円へ一気に落ちる可能性があります。
ビットバンク BTC/JPY 日足チャート
ボリンジャーバンドは収縮してきておりボラティリティが低下していることを示しています。ボリンジャーバンドは30MAの±σ2と±σ3を使用しています。
価格の変動幅を示すATRも大きく減少していることがわかります。昨年11月に70万円台から暴落した際もATRは減少傾向にありました。
ボリンジャーバンドの収縮とATRの減少は今後数週間中に大きな動きがあることを示唆しています。長期トレンドから推測すると下に動く可能性が非常に高いと考えられます。
現在は徐々に値動きが少なくなる相場ですが、急に大きく動き出す可能性も秘めているため引き続き注視していきたいところです。
個人情報が取引所から漏れ、ダークネット上で取引される
Bittrex、Poloniex、Bitfinex、Binanceなどの海外取引所から顧客情報が漏洩し、ダークネット上で取引されているとCCNが報じました。KYCを行う際にユーザーが取引所へ提供した情報が外部へ流出しました。
流出した個人情報にはパスポートや運転免許証などが含まれていたようです。個人情報はDreadと呼ばれるダークネットで販売されており、100個あたり10ドルの価格で取引されています。
取引所は世界中に顧客を抱えているため、被害者となったユーザーの国籍は多様です。取引所は個人情報が流出したことを認めていないものの、CCNが販売されている個人情報のサンプルを確認したところ本物である可能性が高いと報告されています。
暗号通貨市場にはKYCを行わない取引所が多く存在する一方、規制にしたがってKYCを行う取引所も増えてきています。アメリカのマサチューセッツ州に本拠地を構えるPoloniexは、昨年からKYCを行うようになりました。日本の取引所も現在はKYCを行うことが義務化されています。
kYCを行う取引所は顧客から提供される個人情報を安全に保管する必要があります。しかし企業が個人情報を漏洩するといった事件も多発しているため、個人情報の扱い方に関するさらなる議論も必要でしょう。
免責: BTCNは仮想通貨・ブロックチェーン情報の提供を目的としており、投資の勧誘を行うものではありません。また、BTCNおよびビットバンク株式会社はBTCNで発信する情報の内容について、一切の保証や責務を負わないものとします。投資の判断や意思決定に関しては、BTCNの各利用者ご自身の責任において行って下さい。
情報開示: BTCNは、仮想通貨取引所「bitbank」を運営するビットバンク株式会社が運営しています。
引用元: ビットコインニュース
「ビットコイン」カテゴリーの関連記事