「イケハヤの本棚」2018年視聴数ランキング・ベスト7の書籍を発表!
みなさん、最近本を読んでますか?
ほとんどの人が、忙しくてあまり読めてないんじゃないでしょうかねぇ。
いろんなところでも語ってますが、ぼくは年間に1,000冊くらい本を読んでます。本の買い方と読み方については、こちらの動画でも語ってます。
関連動画:年間1000冊を消化!イケハヤ流・本の買い方&速読術。
最近は、どんどん本が読まれなくなっているなんて言われてますが、だからこそ本を読むことの価値が上がってきているわけですね。
というわけで、ぼくのYouTubeチャンネルの中の「イケハヤの本棚」でも取り上げた最新のビジネス書の中から、最も再生数が多かった上位7冊をランキング形式でじっくりと紹介したいと思います。
第7位:元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いた これからの投資の思考法
ウェルスナビという会社のCEO、柴山和久さんが書かれた本です。
帯には「退職金も年金も減り、老後の面倒は自分でみる時代 預金頼みでは不幸になる!正しい投資をロボットがやってくれる時代の『資産運用2.0』とは?」と書かれていますね。
このウェルスナビ、実はぼくも使っていています。
哲学的にも賛同できると言いますか、今はけっこう王道の考え方ですね。長期分散投資、あるいは積立投資とも言ったりします。
今までだと、20年から30年といった長いスパンでコツコツお金を貯めていく「貯金」が日本人的だったわけですが、そうではなくて、毎月のお金を少しずつ投資に回していきましょう、という考え方の投資法を説明した本になります。
長期分散の積立投資はギャンブルとは程遠いもので、本当にスタンダードなスタイルです。貯金するんだったら絶対こっちの方がいいんじゃないかって普通に思います。お金自体も簡単に引き出せますしね。
ウェルスナビの回し者ではないですが、ぼくも2017年の1月くらいから運用していて、今のところ4%くらいの利回りがでています。
銀行に預金をしていたら、こんなに増えていることはないので、それだったらこちらに置いてる方がいいかなと、いちユーザーとしても感じます。
もちろん、現預金で持っておくこともそれなりの意味はあるんですけど、もしお金に余裕があるのであれば、こうやって投資に回すのは賢い選択肢かなと思います。
この辺りの話がうまくまとまっている本なので、これから投資を始める方にはすごくおすすめできる一冊です。
第6位:うつを治す努力をしてきたので、効果と難易度でマッピングしてみた
この本は、帯にも書かれていますが「うつマッピング」というツイッターでなんと24,000回もRTされたコンテンツを元に書籍化された本になります。
「うつマッピング」がどんなものなのというと、横軸に「お手軽」「難しい」、縦軸に「効果が高い」「効果が低い」という、四象限の軸をとって、うつの治療に役立ったものが書かれていてる図になります。
実際にこれ、自分で「うつマッピング」を作れるようなシートもあるので、今まさに、うつ病の療養中の方はぜひ、自分の「うつマッピング」を作ってみるといいんじゃないかなと思います。
うつを改善するために何ができるのか、色んな項目に渡って、たくさんのテクニックや考え方がまとまっているのもありがたいですね。
今まさに精神が不安定でうつ病かもしれないとか、うつ病で会社を休職して療養中なんですという方は、ぜひ手に取ってみてることをおすすめします。
この本を読めば、自分がどういう行動をとればうつ病が改善していくのかという筋道が見えてくるんじゃないでしょうか。
第5位:サブスクリプション――「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル
みなさん、サブスクリプションという言葉をご存知でしょうか?
サブスクリプションビジネス、今めっちゃ流行ってます。
何かというと、月額か年額で課金するようなビジネスモデルをサブスクリプションと呼びます。
代表例なところでいうと、Adobe、Salesforce、Amazonなんていう企業が挙げられますね。
ビジネスモデルをこのサブスクリプションに変えた企業は、軒並み株価が上がって業績が上がっているというのが、ここ最近の大きなトレンドなんですね。
じゃあここから何を学べるかというと、やっぱりぼくら個人も事業として月額課金系のビジネスをしっかり伸ばしていかないといけないということに尽きるんですよね。
ぼくは、これまでメインの仕事はアフィリエイトが中心で、電子書籍の販売なんかもやっていたりするんですが、やっぱりね、めちゃくちゃ波があるんですよ。
アフィリエイトは、一瞬で売上1,000万円が吹き飛ぶなんてことがよくあるんですよね……。
そういうリスクを考えると、月額固定で、ある程度先が読めるビジネスってすごく重要なんですよね。
ぼくがやっている『脱社畜サロン』というオンラインサロンも、今は参加者が2,500人くらいですが、これが3,000人、5,000人、10,000人くらいのビジネスになってくれば、すごく盤石になるんですよね。
そうなると、そこから派生していろんなビジネスが生まれたり、新しいこともたくさんできるようになってきます。
なので、やっぱり今伸ばすべきは月額課金のサブスクリプションだな、とまさに今ぼくが力を入れて取り組んでいるわけです。
みなさんも、事業モデル的に課題を感じているようでしたら、ガチでサブスクリプションモデルを研究して、実際にやってみるというのはすごくいい考えだと思います。
第4位:人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている
表紙でいきなり「え?まだ実力で勝負とか言ってるの?」という、ぼくっぽい感じの煽り系のコピーがドドンときているのが印象的ですねw
この本のテーマをひと言で表すならば、「実力主義から脱却しましょう」。
実力主義って、いわば「自分の力をしっかり育てていけば、誰かが評価してくれる」という前提のもとに、自分の実力がすごく重要な位置づけにあるわけですよね。
それに対して「本当は違うんじゃないの?」という、ある種の提言が書かれているのがこちらの本になります。
この本の中では、「錯覚資産」というなかなかインパクトのあるキーワードが出てきます。
この「錯覚資産」をうまく使っていくと、成長機会が手に入って実力がドンドン伸びていく……という具合です。
振り返ってみると、確かにぼくもこの「錯覚資産」を使って、今まで自分の成長機会を得ていたような気もします。
自分を成長させる一つの切り口として、こういう「錯覚資産」のような考え方を持っているか、持っていないかでは、人生におけるスピード感が大きく変わるのかなと思いました。良書です!
第3位:動画2.0
書店で見たら「なんだこりゃ!?」って思わず手にとってみたくなるような表紙ですねw
ぼくが今、まさに一番関心のある「動画」についてまとめられている一冊です。
動画の市場って、これから爆発的に広がっていくよね、という前提に基づいて書かれています。
そこで、やっぱり思い出してほしいのは5年前ですよ。5年くらい前までみなさん、YouTube見てましたか?ぼくはというと、全然見てなかったですね……。
必要にせまられて見る機会があるかなという感じで、まだYouTuberという言葉もほとんどなかったくらいですね。
でも、この5年で大きく市場の環境が変わったわけですよ。ということは、次の5年ではもっと変わる可能性がありますし、たぶん変わるんですね。
最近だと「TikTok」が話題ですが、TikTokなんかもこれからどうなるかわからないわけですよ。また新しいものが出てくる可能性も高いと思います。
となると、新しい「動画SNS」が出てくるでしょうし、新しい「8K」という技術だったり、「360度動画」、あるいは「VR」、「5G」と呼ばれるような新しいモバイル回線の帯域が出てきたりすると、市場はどう変化するんでしょうね?
これから動画ビジネスは本当に大きくなっていって、新しい技術もドンドン出てきて、きっとぼくらが想像できないような未来になるんじゃないの?っていう、動画の未来に非常にワクワクさせられる、そんな内容になっています。ぜひ読んでみてください。
第2位:新世界
いわずと知れた、キンコン西野さんの本ですね。
日本でも有数のインフルエンサーともいうべき、西野さんの頭の中を覗けるような本になっています。
そんな西野さんといえば、やっぱりオンラインサロンですよね。
彼はほんと、とんでもない規模のオンラインサロンを運営していて、参加者は17,000人を越えてますからね……。
月額1,000円で1万7000人だと、年間にしたら2億円弱くらいの売上になるのでしょうか……。
ぼく自身も『脱社畜サロン』というオンラインサロンをやっているので、そういう観点でもいろいろと参考になる情報が書かれていました。
オンラインサロンの運営に関心のある方だったら、ぜひ読んでおいて損はないかなという内容です。
もちろん、オンラインサロンのオーナーならずとも、幅広い層の読者を対象に役立つお話、行動に掻き立てられるような言葉がたくさん散りばめられているので、非常に丁寧な本だなという印象を受けました。
第1位:堀江貴文&西野亮廣「バカと付き合うな」
この本は、まずタイトルがいいですよね。「バカと付き合うな」。
バカと付き合ってはいけませんよ、みなさん?w
自分の人生をもっと自由にするためにバカと付き合ってはいけない、と。バカというのはどういう人間なのかを解説した本になっています。
一見、この「バカ」が一つのテーマになっているように見えますが、実際に読んでみると、いろいろなモヤモヤを言語化してくれているいい本だなと感じました。
日本に住んでいると、日々おかしいと感じること、モヤっとする機会が多いですよね。
この本を読むと、そのモヤモヤがうまく言語化されているので、ああ、なるほどそういうことね!って、すっきりする人も多いと思います。
やっぱり、著者の堀江さん、西野さんは、オンラインサロンを運営しながらだったり、取材をたくさん受けたりしながら、ずっといろんなことを言語化をされている、いわば言語化の“プロ”なんですよ。
だから読んでいて「気持ちよさ」があるんですよね。
日々、よくわからないフラストレーションを感じているような方は、この本を読むとスッと喉が通るような快感を得られると思います。
あとは、読んでいて「周りの目を気にせず自分の人生に没頭しましょう」というメッセージが込められた本だなとも感じました。
ぼくも日々そういう主張をしているので、賛同する部分も多く、非常に刺激を得られる一冊でした!
普段は忙しいという人こそ、年末年始はゆっくり時間をとって読書三昧もいいかもしれないですね!
ぼくのYouTubeチャンネルも絶賛注力中ですので、チャンネル登録をどうぞ〜。
引用元: まだ仮想通貨持ってないの?
「仮想通貨全般」カテゴリーの関連記事