ブロックチェーンを使用して、服薬アドヒアランス率を向上させる「Curaizon」
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服薬非アドヒアランスによる財政圧迫への対処
世界の全成人のほぼ50%、子供(5歳から17歳)の8%が慢性疾患を患っています。
これに人口の老齢化が加わることを考えると、世界中の医療従事者の労働環境がストレスに満ちたものであることは想像に難くないでしょう。
多くの医療サービスにとって、処方薬は、これらの疾病を管理し、治療するための費用対効果の高い方法です。
しかし慢性疾患の長期治療における非アドヒアランス率が50%に達すると推定される中、意図的、非意図的な服薬非アドヒアランスが、一般的で長期的なヘルスケアの問題となっているのも事実です。
(訳注)アドヒアランスとは、患者が積極的に治療方針の決定に参加し、その決定に従って自ら行動すること。
研究により、高齢者の入院の10%は服薬非アドヒアランスが原因であると報告されています。
典型的な服薬非アドヒアランス患者は、病院やヘルスケアセンターへの入院が他の患者より3日長く、毎年2000ドルの追加費用がかかっています。このため、この服薬非アドヒアランスは、極めて重要な臨床的、財政的問題となっています。
多くの患者が処方薬を指定されたように服用しないという現状から、保健サービスにおける人々の健康増進と保健システムの効率化に、アドヒアランス率を向上させるこのソリューションが大きく貢献するものと考えられます。
Curaizonは、ロンドンを拠点とする医療技術会社で、ブロックチェーンを使用して、服薬アドヒアランス率を向上させ、救命と医療費削減を可能にする技術を提供します。
強化・標準化されたデータ分析は、予測医学、患者関係管理、ヘルスケアの管理、特定の治療法の有効性評価などの分野で有効です。
Curaizonのソリューションは、膨大なデータ、人工知能、機械学習ツールを使用して、リアルタイムで直接患者に服薬時間を知らせ、その結果得られた患者データを活用して、介護者や医療研究者が多くの疾病をより迅速で効率的に治療できるよう支援します。
データの量が増えるにつれて、健康科学の観点から、疾病の性質の正確な把握に使用できる、より質の高い資料を取得でき、各患者に合わせた治療法開発への道を拓きます。
このような新技術の採用は、医療サービスの改善にとって極めて重要な、予防的健康対策と患者中心のケアをより重視したものとなるでしょう。
研究者は、副作用の少ない優れた医薬品を開発するためなどに、自分のデータとともにCuraizonのデータを使用することが可能であり、最終的にはアドヒアランス率を向上させることができます。
2018年9月8日まで、Curaizonは、医療関係者等にブロックチェーンのイニシャル コイン オファリング(ICO)を通じて、この技術のためのトークン購入の機会を提供しています。
CTKNと呼ばれるトークンを通じて、トークン所有者は、ユニークなCuraDataプラットフォームと貴重な患者アドヒアランスデータにアクセスが可能になります。
詳細情報は、www.curaizon.com および www.curatoken.curaizon.comをご覧ください。
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引用元: まだ仮想通貨持ってないの?
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