Bithumbのハッキング被害に続報 被害額は18.7億円
韓国取引所Bithumbは、6月20日に起きたハッキング被害の追加報告を行った。盗難にあった仮想通貨はビットコインやイーサリアムを含む11通貨で、被害総額は18.7億円にのぼる。同取引所は被害報告と共に、顧客への補償計画も明らかにした。
ハッキングが発覚した当初、Bithumbは被害額を34.5億円ほどと見積もっていた。しかし、調査の結果、被害を最小に抑えることができたと発表した。また、世界の仮想通貨取引所や業界関係者の協力があったと説明している。
被害額が多かった仮想通貨は以下の通りだ。
Bithumbは顧客に対してすべての被害は補償するとしており、補償計画の一環として取引手数料が無料になるクーポンを配布する予定だ。
ハッキングが発覚した後、Bithumbはすべての仮想通貨の出金を停止している。現在ユーザーは出金できない状態にあるが、出金待ち申告を行うことで、待ち時間に応じた金利が発生する補償サービスを受け取ることができる。金利は年利で10%と発表されている。後に金利に応じた仮想通貨が配布される。配布される仮想通貨は未定だ。
韓国では取引所のハッキング事件が相次いでおり、今月始めにはCoinrailが約44億円相当の仮想通貨の盗難に遭っている。
Butumbのユーザーにとっては、資産が補償されることでひとまず安心できる発表となった。今後は利子として配布される仮想通貨、出金再開の目処となる日次などに関するアップデートがユーザーの注目点だ。
引用元: ビットコインニュース
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