ブロガー刺殺事件は、はてな社にも対策を求めるべき。
もう少し書いておきます。
はてな社はなんとかできなかったのか?
いやね、ぼくもネットの住民なんで、こういう事件は「どうしようもないな……」というのもわかりますよ。
でも、それでもなお、はてな側でできることはあったのでは?と思うわけです。
今回の場合、犯人は「何度もアカウントを取得して迷惑行為を行っていた」という事実があるわけです。
これ、そもそもはてな側で、不正を働いたユーザーがアカウントを多重取得できないようにすべきなんですよ。
そういう仕様にしてしまえば、手も足もでなくなります。
もっとも簡単なのは、SMS認証を要求することでしょう。
何度もアカウントを取るユーザーに対しては、電話番号を用意させるわけですね。
「迷惑行為が複数のユーザーから通報された時点で、運営が判断し、SMS認証を求める。認証を突破しないと何もできない」みたいにしてもいいでしょう。
免許証やパスポートをアップロードさせるのも効果的かもしれません。
「お前は別に匿名じゃないんだぞ」という意思を伝えるだけで、かなり抑止になりそう。
もう少し高度にやるなら、デポジットを求めるのもありです。
アカウントを追加で取得する際に、3,000円のデポジットが求められ、BANされたら没収。
そういう仕組みにするんです。これだけで、悪質なユーザーの大部分を排除できるはずです。
はてな社は、通報行為を一部のユーザーたちに委任して、コミュニティを巡回してもらうのもいいでしょう。
没収されたデポジットを、ボランティアへの報酬としてもいいかもしれません。
ポイントとしては「迷惑行為が仕様的にできないようにする」ということです。
もしも、アカウントの多重作成がシステム的に不可能であれば、今回の事件は、少なくとも当該ブロガーに矛先が向かうことはなかったのではないか……と思ってしまいます。
とはいえ、こういう人は破壊衝動を別のところで発散してしまうので、そこはなんとも難しいですが……。
「安心して情報発信ができる土壌を作る」のは、はてな社が積極的に関わっていくべきテーマです。
ぼくが言うまでもなく、中の人は自覚していると思いますけどね。
同様の問題は各種のSNSでも発生しているでしょうし、業界をあげて対策が取られるといいですね……。
引用元: まだ仮想通貨持ってないの?
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