警察がウイルス扱いしている「Coinhive」がイノベーションになりうる理由。
Coinhiveって攻撃の対策にも活用できて、自分がロボットじゃないと証明するために一定量のハッシュパワーを提供するというreCAPTCHAの代替手段になりそうなサービスも提供してたりして興味津々。 pic.twitter.com/OtgnPtE59z
— TΞITOKU’ɴ (@TEITOKU_n) June 15, 2018
すっかり悪者にされてるCoinhiveですが、キャプチャの代替含め、実はめちゃくちゃ使いどころあるんですよねー。
「ユーザーにPoWを求める」という発想は、まだ見ぬ問題解決を生み出しうる。 https://t.co/bP1XzTnuMO— イケハヤ (@IHayato) June 17, 2018
たとえばツイッターのアカウントを複数作成するときに、Coinhive的なPoWマイニングを求める。
大量にアカウントを作るときは、相応のCPUパワーと時間が求められる。
加えて、Botで大量に投稿する際にもPoWを求める。これだけで、スパムアカウントは大幅に減るでしょうね。— イケハヤ (@IHayato) June 17, 2018
ツイッター社は、PoWでマイニングする「TwitCoin」を作ってもいいでしょう。
ツイッターを使っているときに、ユーザーがPoWをオンにすると、勝手にコインが溜まっていく的な。
何がいいたいかというと、ウェブサービスの中にPoWコイン導入するのは、問題解決・イノベーションになりうるわけです。— イケハヤ (@IHayato) June 17, 2018
「ユーザーの同意なくCPUパワーを使う+そのリソースでマイニングをする」ことがウイルス扱いされているようですが、これが駄目だとイノベーションの芽が摘まれるんですよねぇ。
PoWによるある種の「認証」行為は、広告では実現できません。
悪意あるユーザー、不正行為を働くユーザーを排除する際にPoWを使うというのは、大いに有り得る考え方で、それはまさにブロックチェーンを堅牢にしている考え方でもあるわけです。
「ユーザーにPoWを求める」という技術は小さな芽かもしれませんが、将来的にはスタンダードになりうる発想です。
未来のウェブサービスでは、Coinhiveのように、一定のCPUパワーを捧げることが当然になりうる……ということです。
日本では、残念ながらこの芽は事実上摘まれてしまったように見えます。ちーん。この分野もまた、海外のプレーヤーが取っていくんでしょうねぇ。
引用元: まだ仮想通貨持ってないの?
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