トライオートETFは長期保有には不向き。金利コストに注意しよう。
業界では唯一の「ETFの自動売買」ができるトライオートETF、研究中です。
長期保有には不向き。
めっちゃ利益が出ているトライオートETF。税引き後で月利7%とかで増えてます……。
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この「トライオートETF」は、基本的に短期売買向きです。
というのも、長期で建玉を保有すると、金利コストが掛かるんです。
運用して半月ほどのデータですが、たとえばこの決済。
1,661円儲かってますが、金利で112円取られてます。
保有期間は8日。つまり、1日あたり14円ほどの金利が掛かっています。
購入しているのは、人気の高い「ナスダック100トリプル」です。
現状の数字を考えると、仮に120日(4ヶ月)建玉を保有すると、利益と金利がトントンになってしまうわけです。
つまり、証拠金を増やしてロスカットを免れても、4ヶ月以内に相場が戻らないと、決済しても赤字になる可能性があるわけですね。
急激な下落から、4ヶ月以内に相場が戻るのか?
ここは運用上、非常に判断が難しい感じがしますね……。
ナスダック(TQQQ)のデータを見ると、多くのケースでは4ヶ月以内に戻してはいます。
が、リーマンショック級の不況が来ると、ロスカット食らって、残った建玉も赤字決済となり、損失が膨らむ懸念がありますね。
これはまぁ、商品の性質上仕方がないです。
「あとで回復するからいいや」と思考停止で長期投資するのではなく、撤退するラインをしっかり決めないと駄目ですね。
大きな暴落から、3ヶ月待って景気低迷が続くようなら、全損切りする覚悟でやろうと思います。
落ち着いてきたら、再び運用スタートする感じで。
まぁ、その判断が的確にできるかは未知数ですが……w
扱いは難しいですが、景気動向によってはハンパないリターンが期待できる商品です。しかも自動運用。
他に類似する商品がないので、気になる方はお試しあれ。これから流行ると思うんですよね〜。
なお、同じインヴァスト証券の取引できる「株価指数CFD(くりっく株365)」に関しては、損切りさえ免れれば長期保有で勝てる商品な香りがします。
これも金利コストが掛かるんで、配当とのバランス次第なのですが……。現状の金利・配当水準なら、景気低迷時に買い増し+配当受け取りをすれば、長期では黒字が期待できそうです。
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引用元: まだ仮想通貨持ってないの?
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