夕刊CoinPost|6月11日の重要ニュースと仮想通貨情報
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CoinPost重要ニュース3選
まずは、CoinPost記事のニュースから。
仮想通貨大暴落の原因と今後の注目点を探る|BTC価格は4月初旬の水準に
仮想通貨市場は6月11日夜にかけて暴落し、ビットコイン相場は再度4月初旬に付けた2018年の底値付近と同水準となった。
以下の記事では、仮想通貨暴落の原因を考察している。
タイが仮想通貨規制枠組みで基準を明文化|XLM、ETCの取引ペア新承認
タイの証券取引委員会(SEC)は6月8日、仮想通貨取引関連企業に対して、ライセンス料、手数料、登録資本金を策定した。
ICOに関する一般投資家向けの上限額を設けた上、トークン発行者に対して、最低1年間の関与を義務付けた。
ノルウェー航空:今後仮想通貨で航空チケットが購入可能に?
4月より本格的に参入し、今後仮想通貨払いがノルウェー航空で行えることを示唆している。
Pick Up(全般)
仮想通貨市場は、時価総額20兆ドルに到達すると予想
New York Bloomberg Summit中に、元ゴールドマンサックスとフォートレス・インベストメント・グループの著名投資家であるMike Novogratz氏は、Erik Schatzker氏に対し、仮想通貨市場は20兆ドルの時価総額に達すると述べた。
Novogratz氏は、1月の仮想通貨全体の暴騰は、1996年のドットコムバブル(1999年のバブル前に起こり、ドットコムの時価総額を6兆ドルに押し上げてから1兆ドルにまで下落)と似ていると指摘。
Novogratz氏によると、「仮想通貨市場の現在の最高値は9000億ドルだが、この革命はインターネットバブルを超えており、いずれ20兆ドルの価値になる」と考えている。
仮想通貨市場は20兆ドルにすぐに到達するだろう Crypto_HulkCC (@crypto_HulkCC) June 11, 2018
モスクワ証券取引所:ICO関連情報を提供
モスクワ証券取引所CEO(最高経営責任者)のAlexander Afanasiev氏は金曜日、「モスクワ証券取引所は、ICOについての情報を公開予定である」とロイター通信に対して述べた。
Afanasiev氏によれば、モスクワ証券取引所は現在トークンセールに関する情報を公開するためのプラットフォームを開発中であり、それを18年後半に一般に公開する予定である。
モスクワ証券取引所はトークンの直接上場は行わないが、一定のトークンについての説明と各ICOの詳細を投資家向けに提供する。
モスクワ証券取引所は需要があればICOの先物商品を提供することも考えているという。
“現在、そのような先物商品体制について準備をしている”とアファナシエフ氏は付け加えた。
Moscow Stock Exchange to Publish ICO Data pic.twitter.com/otaR1aI6U2
— CoinDesk (@coindesk) June 8, 2018
FunFair (FUN)は底かもしれない
FunFairは5月に大きく下落し、価格は1カ月ぶりに0.06ドルから0.027ドルに下がり、USD建で55%減少した。
現在サポートラインに価格が存在し、このトレンドが反転する可能性があると予想されている。
現在の仮想通貨全体の地合いが悪く、自信を持って上昇トレンドに変わるというのは時期尚早だが、トレンドが反転する可能性があることが言える。
一方で、FunFairがサポートラインを下回る可能性もあり、抜けるとさらに下降トレンドが継続する可能性もあるため、注視するべき通貨だ。
FunFair Might be at the Bottom pic.twitter.com/L77sN4CQsI
— CryptoPost (@CryptoPosting) June 10, 2018
ロシア:ウェブサイトが仮想通貨マイニングのためにハッキングを受ける
ロシアのKhabarovsk市の政府ウェブサイトは、このサイトに訪問した人たちの処理能力を使用し、仮想通貨マインングをするためのハッキングを受けた。
政府のIT担当者Vyacheslav Kovalenko氏は、5月末からWebサイトのページを開いたユーザーが、自分のコンピュータに秘密のマイニングソフトウェアをインストールした悪意のあるWebサイトに転送されたと報告した。
このウェブサイトは、政府の仕事と公式行事に関する情報を掲載しており、1日あたり約600人の訪問者が訪れている。
この事件は、”Cryptojacking”として知られるようになっており、不正マイニング行為は、ここ数ヶ月間で数多くのニュースが報道されている。
This Russian County's Website Was Hacked to Mine Cryptocurrency pic.twitter.com/KlADTzw2Gp
— CoinDesk (@coindesk) June 11, 2018
Binance:ハッカーがパスワードを盗み2BTCを失う
BeanThe5は、 自分のBinanceアカウントで起こった盗難に関して、人気の高い/r/cryptocurrencyのサブディレクトリにスレッド立てた。このRedditスレッドを見た多数のユーザーは、Binanceがセキュリティに関して最も信頼のある取引所であったため、かなり驚いていた。
ハッカーは、”SIMスワップ”方式を使用し、セキュリティの高い2段階認証(2FA)を通過することができた。
犯人は、個人電話プロバイダに連絡して、すべてのSIM情報をハッカーの携帯電話に移動させる必要があり、元のユーザーデバイスではなくハッカーの電話にすべての2FAセキュリティメッセージが送信されます。
そうすることで個人パスワードにもアクセスが可能になるため、2FAアカウントを管理した後、Binanceから資金を引き出すことが簡単だった。
Binance User Loses 2 BTC After Hacker Steals Password, How to Prevent Theft #crypto #blockchain pic.twitter.com/uj9KZt0AL0
— Cryptonetix (@cryptonetix) June 11, 2018
Bitstamp、Kraken、ItBit、Coinbase:CFTCの捜査を受ける
Bitstamp、Kraken、iBit、Coinbaseの4つの取引所が新たな調査を受け、市場で不安を引き起こし、Bitcoinが7,000ドルを下回った。
米国政府の調査官が、CoinbaseとKrakenを含む4つの主要仮想通貨取引所に、「価格操作の疑念が生じた」として取引データの提供を求めたのだ。
これを受け、週初に先物取引が始まったCMEでは先物売りが膨らんだ。
一時6650ドルと前週末の清算値と比べた下げ幅が1000ドルに達し、つられてCBOEの先物価格も大幅安となった。
Bitstamp, Kraken, ItBit, and Coinbase Under the CFTC Spotlight for Potential Price Manipulation pic.twitter.com/4UI6swbCRT
— DX.Exchange (@DXdotExchange) June 11, 2018
IDAアイルランド:多国籍企業を引き付けるためのブロックチェーンイニシアチブを支援
国家機関は、ブロックチェーン技術を扱う企業間で革新と協力行動を促進するために、Blockchain Irelandと呼ばれるイニシアチブをリードしている。
オンラインプラットフォームは、ブロックチェーンに焦点を当てた国際的ビジネスのために、理想的な場所として共和国を宣伝するためにも使用されるだろう。
最近では、技術者がイーサリアムベースのブロックチェーンプラットフォームと製品を作成し提供する開発ラボを含む、ダブリンベースの新しい革新的スタジオを作り、60人を雇用する計画を発表した。
IDA Ireland backs blockchain initiative to draw multinationals Irish Times Business (@IrishTimesBiz) June 11, 2018
引用元: CoinPost
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