仮想通貨Bytom(BTM、バイトム)とは|今後の将来性について
- 仮想通貨:Bytom(バイトム)とは
- Bytom(バイトム)について、解説したページです。Bytom(バイトム)の価格上昇に関する今後の将来性、格安で購入可能なおすすめ取引所についてまとめています。
通貨コード | BTM |
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取引開始日 | 2017年6月20日 |
発行上限 | 14億700万BTM |
承認アルゴリズム | Proof of Work |
公式サイト | 公式サイト |
White paper | White paperページ |
Bytom(バイトム)とは
2017年6月に公開された中国発の仮想通貨です。
バイトムはイーサリアム上に存在するプラットフォームであり、デジタルな資産と現実の資産といった複数の資産どうしを繋げることを目標として開発されました。
デジタルな資産にはデジタル通貨なども含まれ、現実の資産にはワラント、証券、債券、また予測情報などのあらゆる現実世界の情報などが含まれます。
こういった資産の相互運用はこれまでの仕組みでは難しいものでしたが、バイトムのプラットフォームでこれらの資産を総合的に管理し結びつけることで、それが可能になります。
その為、バイトムが今後普及していった場合には、資産管理及び運用はより簡単に、利便性高く行えるようになるとされています。
Bytom(バイトム)の特徴
バイトムの公式サイトにおいて、以下の8項目が技術的特徴として挙げられています。
- UTXOとの互換性
- 一般的なアドレス形式
- 国際的な暗号化標準との互換性
- AIのASICチップと親和性の高いPoWアルゴリズム
- ODINを用いてのアセットへの命名
- トランザクション内の署名とそれ以外のデータの分離
- トレードの柔軟性向上
- サイドチェーンを利用したクロスチェーンでの資産配当
また、レイヤーが3層に分かれているなどといった特徴もありますが、こういった技術的特徴自体は難しい内容となりますので、それによるメリットがどう現れるのかをわかりやすくまとめると以下のように説明できます。
- ・イーサリアム状に設計されていながら、イーサリアムを上回る高速な取引が可能
- ・クロスチェーン(異なるチェーン間)でのコミュニケーションや資産の移動、配当の分配などが可能
- ・ユーザーは一つのマスターキーで全てのウォレットを管理可能
つまり、バイトムを使用することである程度の匿名性を維持しつつ、迅速かつ利便性の高い資産の把握とやり取りが可能となると言えるでしょう。
イーサリアムのスマートコントラクトもバイトム内で使用できる為、様々な資産運用に伴う契約もバイトムのみで処理することが可能になる可能性もあります。
セキュリティ面も元々のイーサリアムのセキリティに加え、暗号化及び分散署名などの方式を採用しており、資産運用のプラットフォームを目指すという目的に沿ったセキュリティの高さはバイトムの特徴の1つです。
Bytom(バイトム)の将来性
バイトムの公式ページを見ると、ロードマップからすれば今後も更なるアップデートを予定しているのがわかります。
経営チームには元OKcoinの副社長を務めたDuan Xinxing氏も参画しており、今後のプロジェクトの進行が楽しみです。
また、バイトムは仮想通貨ニュースメディアである中国の8BTCと提携しており、今後は更に協力的に開発が進んでいくこと可能性があります。
Bytom(バイトム)の取り扱い取引所
バイトムを国内で取り扱っている仮想通貨取引所はありません。
バイトムを取り扱うのは、海外仮想通貨取引所のみであり、日本国内の取引所に口座開設、その後、ビットコインかイーサリアムを必要額に応じて購入し、海外取引所の口座まで送金しなければバイトムを購入できない点は注意しましょう。
海外取引所においてバイトムを購入できるのは
- Binance
- Poloniex
- Cryptopia
- OKex
などで、手数料の設定などは各取引所によって異なります。
Bytom(バイトム)まとめ
バイトムはデジタル・現実双方の資産を総合的に管理運用することを目指して開発されたプラットフォームです。
今後バイトムが浸透していけば、人々の資産の流動性が増すと同時に資産管理がより便利になっていくと考えられます。
こういったビジョンのもとで着実にプロジェクトが進んでいることは、将来性の高い仮想通貨の1つとして今後に期待を持てる要因であると言えるでしょう。
引用元: CoinPost
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