週間ビットコイン相場 2018/6/5 ビットコインの価格が反転、2018年下半期相場が始まる
ビットコインの現在の価格は、先週の1BTC=77.5万円から6.7%上昇し1BTC=82.7万円となっています。先週は、価格を16%も下げる展開でしたが、今週は週末にかけて価格の推移が反転しています。それでは今週のビットコイン相場を振り返ります。
ビットコインの下降トレンドに反転の兆し、底値に到達か
3週間ほど価格の下落が継続していたビットコインですが、77万円付近から価格は小反発しています。2018年上半期は完全な弱気相場でしたが、今週の77万円を底値とすると、徐々に底値が切り上がっているようにみえます。2月6日の65万円、4月1日の69万円、そして5月29日の77万円と価格が底上げされています。
細い青の50日平均線がキャンドルの上位に位置しているため、いまだ弱気相場が継続していますが、角度はフラットになってきており弱気相場から徐々にニュートラル相場になりつつあるようにもみえます。
今週はMACDとRSIに反転のサインがでています。青のMACDが赤のシグナル線をクロスし買いのサインがでています。またRSIは売られすぎのサインである30%付近から上昇しています。
2018年下半期のビットコインの相場は、上半期のように弱気相場が継続するのでしょうか。それとも昨年のように年末にかけて上昇する展開となるのでしょうか。
スティーブ・ウォズニアック「ビットコインは唯一のピュアなデジタルゴールドだ」
アップルの共同創設者であるウォズニアック氏は、ビットコインは数学に裏付けられたピュアなデジタルゴールドだとCNBCのインタビューに答えました。
Twitterのジャック・ドーシー最高経営責任者(CEO)同様に、ウォズニアック氏もビットコインが唯一のグローバル通貨になることを望んでいるようです。しかし、いまだビットコインのプロジェクト自体が実験的であるとも話しています。
「他の仮想通貨は、ビットコインのコピー版でありビットコインの重要な要素を取り除くことでビジネスモデルを形成している。誰にもコントロールされない非中央集権といった要素がまず取り除かれる」
ウォズニアック氏は、ビットコインへの投資は行っていないとし、少量のビットコインとイーサリアムを所有しているだけであることを明かしています。
Blockchainのウォレット数が2500万を突破
ビットコインのウォレットサービスを提供するBlockchain社の登録ウォレット数が2500万を超えました。同社は、仮想通貨業界の中では老舗の部類で2011年よりイギリスで営業を開始しています。
登録ウォレット数が2500万を超えた一方、実際にビットコインが保管されているウォレットの数は2200万となっています。ユーザーが登録だけ済ませ、空の状態でウォレットが放置されているケースも多いようです。
Blockchain社はユーザー数でも世界一となり、2位は米仮想通貨取引所コインベースの2000万ユーザーとなっています。Blockchain社は最近約75億円の資金調達に成功しています。
Blockchin社は最近、GoogleとFacebookの元社員のピーター・ウィルソン氏をバイスプレジデントに迎えています。さらにGoldman SachsやBank of Americaなどの金融業界からも人材をスカウトしており、ビジネスの拡大を狙っているようです。
Blockchainのピーター・スミスCEOは、「人々は価格の変動を気にする必要がない程度の仮想通貨を保有するべきだ。心配になってきたなら売却すればいい」と語っています。
引用元: ビットコインニュース
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