【地方移住】田舎の土地(2,500坪)を買って家を建てるまでの全記録。
こんにちは、高知の山奥で年商1.5億円稼ぐブロガーのイケハヤです。
まだ東京で消耗してるの?
山奥に家を建てるよ!
男の夢だよね。
山奥にだだっ広い土地を買って、そこに家を建てる。
これはもう、男の夢じゃないですか。ワクワクですよ!
というわけで、そんな夢の実現に向けて動いてます。ここまでの軌跡をまとめておきます!
山奥の移住者向け物件に移住。
いきなりよそ者が田舎の土地を買うのは難しいので、まずは賃貸物件に移住しました。
これ非常に珍しいケースですが、ぼくが住んでいる町は、山奥になぜか町営住宅があるんですよ。
移住者向け物件として開発された住宅で、最近は大人気で常に満室です。山奥だけど、ニーズあるんですよね〜。
そんな感じで、まずは「拠点」を構えました。
ぼくが住んでいる集落は移住者が多いので、かなり入り込みやすかったんですよね〜。
これから土地を探すなら、「移住者が多い土地」をターゲットにするといいと思います。
先輩移住者の手を借りてリサーチ。
なんと、この集落には「自分で土地を買って住んでいる先輩移住者」が複数いるんです。
これ、かなり珍しいはず……。歴史・立地的な条件がたまたま揃って、よそ者が入ってきやすい地盤が整っているんですよ。
というわけで、土地が欲しいイケハヤは、先輩移住者の手を借りてリサーチをしました。
彼ら自身がすでに一通り探しているので、話がめちゃくちゃ早いです。
「私が買おうとしたときは、ちょっと条件が整わなくて買えなかったけど、今は交渉したらいけるかも」
「あの土地は一見いいんだけど、水源が細くなってるから注意したほうがいいね」
「ここはほんとにいい場所で、私も欲しいんだよねぇ。あの家が空き家になってるから、目をつけておくといいかも」
なんて感じで、現地を見ながら貴重な情報をバシバシ教えてくれました。ほんとありがたかったです!
というわけで、山奥の土地を買いたくて田舎に移住するなら「すでに移住して土地を買った人がいるエリア」を探してみるといいでしょう。
この条件を満たすエリアはそうそうないのですが、もしも見つかったら儲けものです。
購入!
移住して1年ほど経ったあたりで、運良くいい感じの土地が見つかり、オーナーと交渉して購入することができました。
なお、ぼくが買ったのは「農地」を含む土地だったので、農業委員会の承認を経て、兼業農家になりました。
これほんと害悪だと思うんですが「農家にならないと土地が買えない」というハードルがあるんですよね……。
ここでつまづく人は多いです。イケハヤはマジで運がよかったです。。過疎地に関していえば、運用変えるべきですよねぇ……。
敷地は2,500坪ほど。森林が半分くらい、残りはほぼ農地。
一箇所だけたまたま「原野」という地目の土地があり、ここを宅地にします(これも運がよかった……)。
なお、電柱は立っておらず、道も軽トラがギリギリ入れる程度。道に関しては工事をする必要があります。
値段は秘密ですが、びっくりするほど安い……とだけ言っておきましょう。良心的なオーナーで、相場よりも安く譲ってくれた感があります。
運が良かった!
いやはや、われながらめちゃくちゃ運がいいです。
まさか1年ほどで土地がゲットできるとは思っていませんでした。異例のスピードだと思いますw
田舎の土地取得にはハードルが多いんですよね……。
- 農地だから買えない
- 地元民に移住者を受け入れるマインドがない
- 土地に水源が付いていない
- 水源で隣人とトラブルになる
- 水源が劣化して水が出なくなっている
- 農地転用に時間がかかる
- めんどくさい人間関係で消耗する
- 接道要件を満たしていない
などなど……そんなに簡単ではないんですが、ほんとうに運良く、大きな困難もなく土地購入まで進むことができました。奇跡としか言いようがないっす。。
一般的には「古民家を買い取って、農地部分は合意の上、時効取得する」なんてやり方になるのでしょうかね……?ここらへんはいまいちノウハウが出回っていないので、実際に農地を購入した人に聞いてみるといいかもです。
余談ですが「農地が買えない問題」はもはや害悪でしかないので、耕作放棄が進んでいるエリアに関しては、売買自由化すべきだと思うんですよね。
「移住したいけど農地だから買えなくて、移住を諦めて、集落がさらに衰退して、耕作放棄地が増える」とか、本末転倒以外の何物でもありませんから……。
道路工事・宅地整備!
敷地の草刈りをざっとやって、物置代わりのビニールハウスを建設。そののち、道路工事・宅地整備を発注しました!
今回はあえて工事費をケチり、砕石を中心にしました。ほんとうはコンクリがいいんですが、それだと工事費掛かっちゃんですよね。。
費用は135万円。プロの職人さんに発注しました。自分では絶対にできないので、これは必要経費ですね〜。
工事から1年経って、さすがに道の一部が傷んできました。建築前に部分的に補修作業を発注しないとダメかもですね……。
伐採!
地元の林業家に依頼し、山林の間伐をしてもらいました。
全部伐ってもよかったのですが、ツリーハウスとかやりたいのでちょっと残してもらってます。
何本か自分でも伐ってみたんですが、伐採はかなり楽しいですね。カタルシスすごいです。
自分の何倍も大きい木を、どしゃーん!!と伐り倒す快感……。ストレスが溜まったら、木を伐ろうと思います。
薪を生産!
イケハヤ書生の手を借りて、定期的に丸太を薪にしています。かなり木を伐ったので、まったく終わりませんw
開墾に従事する人々 pic.twitter.com/tN6e6ANceu
— ブルゾンみきお@図解する野マド (@OOHORI_bicycle) 2018年5月22日
薪ストーブ、薪ボイラー用の燃料となります。プロパンガスも入れますが、ハイブリッドでやっていこうと思います。
大工さんを探す!
せっかくなので、工務店を挟まず、大工さんと一緒に家を作りたいんですよね。
プロと一緒にセルフビルドする、「ハーフセルフビルド」と言われるようなスタイルです。この本が詳しいですね。
自分の家だし、この手で作りたいな〜と。昔はそんな感じで、大工が家主と一緒に作っていたそうです。
……ですが、これは残念ながら断念。
大工さんのあてはあったのですが、なんと、ご病気で亡くなられてしまいました……。あと数年早ければ、一緒に家を作れたんですけどねぇ。無念です。
他に大工を探したのですが……これがなかなか難しい。
職人不足なのもあり、フィーリングが合いそうな大工さんは予定がパツパツで、受けてくれる感じじゃないんですよねぇ。
というわけで、大工と一緒に家を作る計画は断念。おとなしく工務店に発注する方向で進みます。
工務店を探す!
さて、ではどの工務店に発注するか。
これも難題です。話を聞いたのは4社ほど。
目下進行中ではありますが、住宅展示場を見てフィーリングが合いそうな工務店を見つけたので、打ち合わせを進めています。
住宅展示場に行くのはおすすめです。最初にここ見ておくべきでした。
「ザ・タマホーム」みたいな感じのテイストは山奥に合わないので、デザインは遊びたいんですよね。これからディスカッションを進めて、イケてる家を作ります!
続きは記事に追記します。
というわけで、今後の更新をお楽しみに〜!
予定しているのはここらへん。リアル開拓です。
- どんな家を作るか?ディスカッション!
- オフグリッドシステムの導入
- 水道施設を整備
- 薪ストーブの導入
- エクステリアの整備
- サウナの建設
- 山林の伐採・開拓
山の整備は軽く10年くらい掛かりそうです……先が長い!
地方移住についてまとめた電子書籍「地方移住の教科書」も合わせてどうぞ。まだ東京で消耗してるの?
こちらの記事もどうぞ。無料で読めます!
引用元: まだ仮想通貨持ってないの?
「仮想通貨全般」カテゴリーの関連記事